巷にあふれる効果のないダイエットにダメ出し!

20154月に始まった「機能性表示食品制度」

ダイエット効果をうたう商品等、現在数多くの商品が販売されています。


「トクホ」より新しい制度ということで、「効果があるんじゃないの?」と期待した方も多かったのではないかと思います。


私は常々、機能性表示食品のダイエット効果に疑問を持ってきたのですが、ここにきて徐々にボロが出始めましたね。


先日テレビ等のメディアでもかなり取り上げられたのでご覧になった方も多いのではないかと思いますが、機能性表示食品の「葛の花」サプリに問題があると初の措置命令が下されました。


処分は、16社の19商品に表示の排除措置がとられたとのこと。

食品分野では過去最多の一斉処分になります。


「飲めばやせる」は駄目=機能性表示食品で初命令-消費者庁

ヤフーニュース「葛の花」措置命令

消費者庁による機能性表示食品「葛の花」に対する措置命令


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問題となるのは、摂取するだけであたかも容易に痩身効果が得られるかのように表示していた「優良誤認」という部分。

わかりやすくいうと、葛の花サプリの販売会社は「飲むだけで痩せますよ」と宣伝しておきながら、提出された資料のダイエット効果の根拠となるデータは

・BMI25~30の「軽度肥満」の人を対象

・対象者は運動(1日約8~9000歩)をしていた

・対象者は1日2000kcal以下にカロリー制限をしていた

という状態で「飲むだけで痩せる」という宣伝とは大きくかけ離れるものでした。

これだけ運動とカロリー制限してれば、サプリなんて飲まなくても痩せるであろうことは誰でもわかると思います。


しかもそれで得られたダイエット効果は

・外見上、身体の変化を認識できない

・試験後減ったのは体重1kg、ウェストが1cm

こんなのは1食何か食べれば簡単に変化する誤差の範囲ですよね。

まあ国による審査も臨床試験もないので当然ですけどね。


ここで改めて「機能性表示食品」とはなんぞや、というおさらいです。


機能性表示食品とは?

「機能性表示食品制度」って? 漢字だけみても何のことなのかよく分からないですが、簡単に言うと、「トクホ」よりもっと緩い規制で健康食品の効能を表示できるようになった制度のことです。

 

特保との違いは、国が安全性と機能性の審査を行うわけではなく、事業者が国の定めた一定のルールに基づき安全性や科学的根拠に基づいた機能性などを示し、消費者庁長官に届け出る事で販売されます。

(出典:機能性表示食品消費者庁


トクホと何が違うの?

【トクホ】

有効性や安全性を人を使って試験しなければならない。

安全性や有効性について国の審査がある。

 

【機能性表示食品】

臨床試験の義務なし(科学的根拠を示す論文などを消費者庁に届け出るのみ)

国の審査なし

 

あれ?臨床試験も審査も無し?

 

 

実験結果の証明は必要とせず、専門家の論文など研究発表の情報を国に届けるだけで表示可能となるのです。あくまで企業の自己責任で、国が「お墨付き」を与えるわけではないんです。

 

極端な話、効果があるとするもっともらしい論文を添えて届け出るだけで、

全く効果の無い「機能性表示食品」がまかり通ってしまう可能性すらあるということです。


そして実際にこのような問題が起きてしまったということです。


国が始めたこの制度、消費者をなめきっているとしか思えません。

トクホの効果も疑問を感じざるを得ないものですが、「機能性表示食品」は

何おかいわんやです。

 

それでもダイエットのために「機能性表示食品」を買いますか?

 

こんな企業をもうけさせるためのダイエットサプリを買うのはやめて、

本当に効果のあるダイエットをしませんか?


⇓ ⇓ ⇓

それはこちら








20154月に始まった「機能性表示食品制度」

現在数多くの商品が販売されています。

 

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しかしちょっと待ってください!

 

 

買う前に、「機能性表示食品制度」が、国が本当に消費者の健康のためを思って

作った制度なのかどうか、考えたほうがいいかもしれませんよ。

 

機能性表示食品とは?

「機能性表示食品制度」って? 漢字だけみても何のことなのかよく分からないですが、簡単に言うと、「トクホ」よりもっと緩い規制で健康食品の効能を表示できるようになった制度のことです。

 

特保との違いは、国が安全性と機能性の審査を行うわけではなく、事業者が国の定めた一定のルールに基づき安全性や科学的根拠に基づいた機能性などを示し、消費者庁長官に届け出る事で販売されます。

(出典:機能性表示食品消費者庁


どんな商品があるの?

商品はほとんどがサプリメントで、「体脂肪や内臓脂肪等の減少効果」、

「脂肪の吸収抑制」等の脂肪対策、つまりダイエット効果をうたう製品が目立ちます。

  • ヘルスエイド ローズヒップ(森下仁丹)
  • ラクトフェリン(ライオン)
  • エクササイズダイエット(DHC)
  • ディアナチュラ ダイエットケア スリムブロック(アサヒ)
  • リコピンコレステファイン(カゴメ)

etc...

 

トクホと何が違うの?

【トクホ】

・有効性や安全性を人を使って試験しなければならない。

・安全性や有効性について国の審査がある。

 

【機能性表示食品】

臨床試験の義務なし(科学的根拠を示す論文などを消費者庁に届け出るのみ)

国の審査なし

 

あれ?臨床試験も審査も無し?

 

 

実験結果の証明は必要とせず、専門家の論文など研究発表の情報を国に届けるだけで表示可能となるのです。あくまで企業の自己責任で、国が「お墨付き」を与えるわけではないんです。

 

極端な話、効果があるとするもっともらしい論文を添えて届け出るだけで、

全く効果の無い「機能性表示食品」がまかり通ってしまう可能性すらあるということです。

 

無責任な消費者庁

消費者庁の発行のガイドブックには、堂々と以下のように「機能性表示食品制度」について無責任な説明がされています。


事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません


消費者庁のガイドブックにはこうも書かれています。

・まずはご自身の食生活をふりかってみましょう

・たくさん摂取すれば、より多くの効果が期待できるというものではありません。

過剰な摂取が健康に害を及ぼす場合もあります。

・体調に異変を感じた際は、すみやかに摂取を中止してください。

(出典:「機能性表示食品」って何? - 消費者庁

 

企業の利益誘導のための制度

これらの意味することとは、つまり『国は健康の効果、安全を保証しないし責任を持たないが、メーカーがより簡単に健康効果を謳えられるようにしました。購入は消費者の自己責任なのでメーカーはこの制度を利用して消費者の購買欲を刺激してどんどん売って儲けてください。と言っている制度ということです。

 

国が始めたこの制度、消費者をなめきっているとしか思えません。

トクホの効果も疑問を感じざるを得ないものですが、「機能性表示食品」は

何おかいわんやです。

 

それでもダイエットのために「機能性表示食品」を買いますか?

 

 

こんな企業をもうけさせるためのダイエットサプリを買うのはやめて、

本当に効果のあるダイエットをしませんか?


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それはこちら




現在ダイエットサプリ市場で最も人気があるDHCは、多数のタレントさんを起用し自社のサプリを使用してダイエットに成功したと謳っていますが本当でしょうか?

 

痩せたのは間違いないけど・・・

CMに出ているタレントの方々は実際に以前より痩せているので、ダイエットに成功したのは事実でしょう。しかしそれが本当にDHCのダイエットサプリの効果によるものかどうかは、消費者には確認が出来ません。


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DHCのタレントさんの裏事情

私は以前フィットネス関連の業界にいたので、色々な裏話を聞く機会がありました。
最近メディアにもよく登場する某有名トレーナー曰く、DHCのCMに出演しているタレントさんには専属のトレーナーがつき、栄養管理や運動を徹底して行った結果、ダイエットに成功したというのです。

 

痩せるのも仕事

彼らCMに出ているタレントさん達は、いわば仕事としてダイエットをし、痩せなければ仕事を失ってしまう訳で、何が何でも痩せなければならなかった訳です。
痩せる痩せないで、ギャラも変わってくるでしょう。

そしてCMを見ている消費者は、「わぁ~このサプリメント飲めば痩せられるんだ~」と感化され商品を購入します。

 

DHCのCMだけを見ると、

サプリを飲むだけで痩せたように思われるかもしれませんが、それは事実ではない

という事です。

 

CMが終われば・・・

ところが一旦は痩せたタレントさん達も、CM契約期間が終われば、多くの方がリバウンドします。本当にそのサプリに効果があるのなら、リバウンドする訳ないですよね。自分がCMをしていたダイエットサプリを飲み続ければいいのですから。

 

ダイエットサプリの広告・CMは一事が万事このような感じで、消費者はサプリメーカーの刺激的なCM戦略に乗せられて、ダイエット効果があると思わされているだけなのです。

 

もし本当に効果があったら、次々と新商品が出てくる必要ありません。

だって、肥満の人がいなくなるはずなんですから。

第一、本当に効果があったら医薬品になってしまうので、医者以外が売ると薬事法違反になってしまいます。

 

 

ここまで読まれた方は「なぜサプリメーカーは、効果のあるダイエットサプリを販売しないのだろう?」と疑問を持たれると思います。

 

それは、この世の中にはびこるダイエットサプリ業界の共通テーマが

 

「ダイエットを成功させない」

 

だからです。

 

数多あるダイエットサプリは、基本的に挫折するようになっています。

なぜなら、サプリメーカー側としては

 

客が痩せて、ダイエットサプリが売れなくなると困るから

 

本当にダイエットサプリに効果があって、皆が飲んで痩せてしまったら、その後ダイエットサプリは売れなくなってしまいますからね。

 

ここまで読まれた方は「ダイエットサプリで痩せないならどうしたらいいの?」と思われるかもしれませんが、ガッカリする必要はありません。

 

「飲むだけで痩せる」そんな夢のようなダイエット法が実在するんです!



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